カリット党宣言

 

 

世の中に圧倒的な物は、一体いくつあるだろうか。

私が知りえるのは、唯二つ。

ラグビー部とカリット餃子。

子曰く、四十不惑。

私は齢二十四にして、この二つに関しては疑いの余地が無い。

 

カリット党の歴史は浅い。

2008年、名古屋においてホワイト党からの分離・独立を果たしたのだ。

と同時に、平成餃子デモクラシーが達成された。

我が党のマニフェストの一つは、食券制度の導入。

それはすでに実行に移され、オーダーミスが格段に減ったことは言うまでもない。

 

今現在、ビッグ4の手羽先・味噌カツ・きしめん・大丸に若干の遅れをとっている。

味噌煮込み・梅田屋はもはや敵ではない。

近い将来、名古屋飯政権の担い手となることを宿命付けられている。

政権運営能力は十分に備えている。



以前までは314日をホワイトデーと呼んでいた。

それも今は昔。

今現在は正式には、カリットデーと呼ぶ。

世間は変化に疎い。困ったものだ。

党員による、地道な草の根啓蒙運動を期待する。

 

一般的な餃子を食す際、あなたは何で食べますか。

醤油と酢、だけですか。

それだけで満足ですか。それでいいんですか。

我が党では、大蒜・七味唐辛子に加え、自分の口腔粘膜で食します。

餃子の皮と自分の皮が絶妙に調和し、鑑別不能。

痛みを伴う口内改革も、我が党のマニフェストです。

 

自分は死の四重奏(肥満、高血圧、脂質異常症、糖尿病)を麗らかに奏でようとも、

生涯カリットを食し続けることを、ここに誓います。

 

ここまで言える食べ物を、あなたはご存知ですか。

賛同して頂けたあなたはもうすでに、立派な誉れ高きカリット党党員。




2009年 二月吉日

カリット党総裁 岸本拓磨