ポーランドラグビー日記 ポーランド1部デビュー記念号

広沢 友也



今日6月10日ホームでのポズナン戦でついにポーランド1部リーグ公式戦デビューしました。この試合を含めて残り4試合となったわけですが、4日後の祝日の木曜日に現在首位を走るLechiaとの大事な試合があり、何人かの主力を休ませるためとポズナンがやや弱いため、この試合は少し面子を落として臨みました。前回の練習でこの日リザーブに入れることがわかって、しかもセイフティーリードなら出れるってことでかなり興奮と緊張してた。戦力として認められたわけでは決してありませんが、毎回来てるし出してやろうと思われたことは僕がつかんだ大きな成果だと思います。

当日は12時集合の1時半キックオフ。僕は9時に起きようと思ったけど眠かったため9時半起床。シャワーを浴び、ごはんを炊いてふりかけと緑茶の朝食。11時20分に早めのグランド入り。5月17日号に書いたけどスパイクがお蔵入りしてて、この日ついにガレージを開けてもらうも見つからず。これまた子供が盗んだ説が浮上。でもなんと新しいスパイクをもらいました。今までは固定ポイントので練習してたけどさすがにそれじゃあスクラム組めないし。感激。ジャージ、ソックス、パンツとユニホーム一式受け取る。
背番号は18。アップの後、クラブハウスでミーティング。もちろんわからない。
でもトメックが寄ってきて、基本的にバックスに出すから持ち出すなとのこと。僕は試合に出たら、どんどん球を持ち出してトライを狙ってやろうと思ってたのでちょっと拍子抜け。
円陣の後クラブハウスから出てくると、いつものスペインドイツ軍団とホアキンのとこに遊びに来てるニュージーランド人とイングランド人が大歓声。ちょっとはずかしい。
同じ寮でラグビーファンだとゆうポーランド人と、言ってなかったのになぜかボズニアック教授も見に来てくれました。
開始早々ミーティングの言葉とは裏腹にロックの持ち出しからトライ。さらにナンバー8、ポーランド代表のミハウ通称ググの個人技でまたトライ。いきなりの大量リードにこ れは絶対俺出るぞと思ってちょっと緊張。コンバージョンの時にキックティーを持ってったらまた友達が「トモーヤ、トモーヤ」の大歓声。つられてほかの人たちも。はずかしい。
前半の最後にウォームアップするよう言われる。前半終了。32ー6。後半に入りあと5分で出ると言われる。そして後半10分、3番オグルと交代で、場内放送と友達の外人軍団、スタンド観戦のチームメイト、知らない人たちの大歓声の中ついにピッチへ。ポジションは1番、ルースヘッドプロップ。対面は相手のキャプテンで推定110キロ35歳のおっさん。プレーした30分で10回はスクラム組んだ。そしてやっぱやや押された。1回まわされてターンオーバーされたけど、あとは押され気味ながらもなんとかキープできた。でもこれでかなり消耗した。ボールには2回くらいさわったけど、あんまりゲインはできず。1回でかいフォワードが突っ込んできたのでタックル。やや吹き飛ばされたけどなんとかそこで止まったのでまあよいでしょ。でも僕が入ってから1トライと1ペナルティーゴールを決められ32ー14に。僕と同時にほかにも3人入ったし、大量リードのためややゆるんだ感があるので僕だけのせいじゃないと思うけど。でもオフサイドも2回くらいした。1回は「18番」と名指しで言われたので確実。久々の試合で途中吐きそうになるもノーサイド。30分は意外とあっけなく終わってしまった。内容としては全然いいところがなく、ホロ苦デビューといった感じだけど、なんとかスクラムを組んだのでまあよかったかなとも思う。友達がスタンドから降りてきて一緒に写真を撮る。あまりいいところを見せられなかったけど、まあ実力だからしょうがない。でも外人らしくみんな誉めてくれた。
シャワーを浴びて着替えたあと軽いミーティング。その後僕の希望で集合写真をとる。
そしてデビュー戦後の儀式としてなぜかみんなにお尻を叩かれる。相当痛い。試合に出してもらえたことにホントに感謝してる。一生の思い出になる素晴らしい経験だったと思う。
クラブハウス内にビールサーバーがあるので午後の日差しのなかビールを2杯飲ん だ。

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