相撲選手権大会記

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祝!第48回全国医歯薬獣学生相撲選手権大会団体戦3位

あれは、まだ寒さの厳しい3月のある日のことだった。(中略)ということで、我々は5月27日(日)に古の都、奈良でおこなわれる全国医歯薬獣学生相撲選手権大会に参加することが決定した。メンバーは石井、横井、文字と柔道部兼相撲部員の高見、檜垣に、相撲部期待の新人こうたろうを加えた6人であった。

団体戦は、1チーム5人で争われるため相撲部員である高見、檜垣、こうたろうを優先させ、我々は交代で試合に出場することとなったが、日本男児の格闘技相撲、いや角力だけあって、男らしく交代は一度きり、メンバーの組み替えはダメというルールであった。結局、横井が全試合先鋒で、文字が1〜3戦、石井が4〜6戦と順位決定戦の中堅で出場した。

決戦前夜のレセプションにおいて、あまりのあんこ型の面々と、ほとんどが体重85キロ以上というプロフィールにややビビり気味の我々であったが、試合当日に初めてまわしを締めたというハンデをものともせず、横井は団体戦6勝1敗、石井や文字にいたってもそれぞれ3勝1敗、2勝1敗とラガーマンの強さをまざまざと見せつける結果となった。

惜しむらくは、本人いわく「やる気がなかった」という初戦の日本医科大学戦で横井が敗れたため、2−3で痛い黒星を喫したことである。結果、日本医科大学が優勝。2位の東京医科大学には本割では勝利したものの、順位決定戦で相撲部員のまさかの全敗(我々は2勝!)により、2−3で敗れ3位となった。

大会中、横井が団体戦で下した相手が個人戦で優勝し、その彼から「裏の横綱」といわれたり、石井がゼッケンなどをつけていないにも関わらず、昼休みに大会関係者から「石井君、君はなかなかいい相撲をとるねえ」と声をかけられたりと、奈良県立医科大学相撲場は名大一色であった。

来年度の全国医歯薬獣相撲選手権大会の名大の優勝は疑う余地のないところであるが、5月は東海医歯薬の真っ只中であるため、文字、織田などの来年度出場予定選手は、日程の調整に努めてほしい。そして、西医体、東海医歯薬とともに全国医歯薬獣も制し、3冠を達成することを祈っている。


最後に、これだけは伝えておきたい。

『まわしはすぐに干さないとカビが生える』

名大医学部ラグビー部付属相撲部顧問 石井久雄