旅行記、あいさつ / 二代目ショーノいわく、澁谷

 今回の西医体後の小旅行の日記を任されました、爆食家認定書を勝ち取った、二代目ショーノこと、しぶやです。

 今回の旅について、皆さんにkurusi・・いや、楽しさ、素晴らしさをそのままにお伝えできるように、何度か分割してUPしていきたいと思います。

 また、文章を書く都合上、敬称を廃して書きますので、見苦しいとは思いますが、どうぞよろしく御願い致します。

No.535 - 2011/08/07(Sun) 18:19:08

 

★ 旅行記、西医体 / ラグビー経験者、澁谷

 神鍋での西医体、自分は1年で保健科なので、初めての西医体であると同時に、試合に出れなくて悔しいと思う期間でもあった。

 

自分の高校でも合宿の時の飯は半端なく、この神鍋でも同じなんだろうな、と思っていたが、全くその通りであった。

 

1年生は先輩の愛情を受けて育つ、この常識は全ラグビー界共通である。しかし、保健科の自分は、練習時には偵察に駆り出され、試合も出れないので、愛情を十分に消化できないまま次々に愛され、愛情を独占していった。

 

そんな時、愛媛大学に7−10で惜しくも敗北し、自分が出ていたら、と思う反面、これで愛情の独占を解放できる、と内心ほっとしたのは言うまでもない。

 

しかし、「遠足は家に帰るまでが遠足だ」とはうまいことを言ったものだ、西医体の後に各車で旅に出るのを知り、愛情をまだ注いでいただけることに、少年のようにはしゃいで喜んだ。

 

そうして、「しぶやが行く、広島・香川の名物食べたいなツアー」が開催された。

No.536 - 2011/08/07(Sun) 18:47:43

 

★ 旅行記no.1 / わしは広島県民じゃけぇ、澁谷

 自分が乗ったのは、前田翔先輩(M4)の車である。同乗者は尾入先輩(M3)、矢本先輩(M1)の4人旅である。

 

当初の予定は、香川に行ってうどんを食べて帰るだけであったが、

「自分、いや、わしは広島出身じゃけぇのぉ、広島の近くへ行ったら血が騒ぐんじゃ、どうか広島にも寄ってくれんかのぉ?わしの家に泊めちゃるけん、どうじゃ?」(実際は敬語です)

と頼んでみたところ、先輩方に快くOKしてもらい、宮島の厳島神社、原爆ドームを観光した後、広島名物をたらふく食べ、澁谷家に泊まるというコースを予定した。

 

しかし、予想外に神鍋から広島は遠く、先輩が僕のお腹を心配してくれたのか、メロンパン、マック、お菓子等、たくさんの愛情をいただいた。

 

その道中、名大の名物の一つとなっているものに遭遇した。

 

 沢村先輩カーに遭遇した!

     高  速  バ  ト  ル  開  始  !  !

 

 潤基の攻撃!

 

 澁谷に40のダメージ! 澁谷の反撃!

 

 潤基に25のダメージ! 潤基の反撃!

 

 急所にあたった、澁谷に120のダメージ! 澁谷の攻撃!

 

 沢村先輩カーはひらりと身をかわした。 水谷先輩は呪文を唱えた。 「ブタゾーマ!!」

 

 会心の一撃!澁谷に350のダメージ! 澁谷は呪文を唱えた。

 

 しかし、MPが足りない。 直先輩の特技、豚切り!

 

 澁谷に99999のダメージ! 澁谷は再起不能になった・・・。

 

高速バトルは、沢村先輩カーの圧倒的な強さの前に敗北してしまった。自分の自我が徐々に失われ始めたのはここからであった・・。

 

 そんなこんなのうちに夕方になり、ようやく宮島に到着した。自分は広島県民だが、宮島は初めてで、夕日をバックに見る厳島神社の鳥居はとても美しく、力強く感じた。(画像は後程UPします)

 

宮島の名物は、かきと穴子である。店頭で網焼きをしていたかきをいただき、レモンをかけ、つるっと吸い込みほおばった。

 レモンのさわやかな酸味と、かきの持つ旨味が合わさりあって、もう最高!!広島を出て久々に食べるかきだったのでおいしさに感動し、しばらく放心していた。

 

そして、あなごがおいしい店を探していたのだが、やはり時間が遅かったのだろう、ほとんどの店が閉まっており、その中でみつけた高級そうな外見の店に入った。

 

その店で注文したのは、宮島丼と言って、かきと穴子がご飯の上にたくさん乗っていて、その店特製のたれが豪快にかかっているとても美味しそうなものであった。

 海鮮丼、穴子丼とは違う美味さで、穴子とかきの味がそれぞれはっきりしたままで味わえて、さらにご飯と絶妙なマッチング、もう最高!!

 

こうして、舌と腹が大満足したところで、我々は宮島を後にした。

No.537 - 2011/08/07(Sun) 19:25:07

 

★ 旅行記no.2 / ホームシック、澁谷

 我々の次の目的地は、尾道であった。もちろん、目的は尾道の名物、尾道ラーメンである。

 

 しかし、そこで思わぬハプニングが起こってしまった。

 

 広島と言ったら欠かせないのが、何と言ってもお好み焼きである。我々は、自分、しぶやの地元で、食った中で一番のうまさを誇るお好み焼き屋「Ball」の閉店時間が迫っていたのだ。

 

 「来たからには1番を食べる!」その信念のもとに動いていた我々は、尾道ラーメンを断腸の思いであきらめ、自分の地元福山へと向かった。

No.538 - 2011/08/10(Wed) 13:54:03

 

★ 旅行記no.3 / 地元で最弱?、澁谷

 福山に近づくにつれて、自分のテンションはどんどんと高くなっていった。サッカー選手や野球選手がホームグラウンドで強くなれるのが分かった気がした。そしていよいよ「Ball」に到着した。

 

 自分が「Ball」を先輩方にお勧めしたのは理由がある。「Ball」のマスターとは昔からの知り合いで、自分が小学生のころから通っている。また、それ以上にほかのお好み焼き屋よりも、群を抜いて美味しいからである。しかし、その店を選んでしまったのが後の悲劇を生む原因となった・・。

 

 「Ball」に着くと、連絡を入れていたので、マスターが歓迎してくれた。マスターは昔から変わっておらず、気さくで、しゃべり上手で、面白く、そして下ネタ満載の人だった。お好み焼きを頼んで待っている間、先輩とマスターによる、自分(澁谷)のプライベートの暴露合戦が始まり、1人を除いてそれはそれは楽しい時間となった。

 

 自分らが頼んだのは、豚玉そばトリプル(お好み焼きの麺が中華麺で3人分の大きさ)、豚玉うどんトリプル(麺がうどん)とマスターのご厚意により小品をたくさんいただいた。

 久々に食べるお好み焼き、お好みソースとマヨネーズのコンビに舌がやられて、もう最高!!

 

 マスターのおかげで、思い出に残る楽しい夕食を過ごせた。マスター、ありがとうございました。そして「B

all」の店員のみなさん、閉店時間をかなりオーバーしているのを知らずに居座ってしまいすいませんでした。

 

 その後、その日の最終目的地、澁谷家へと向かった。

 

 澁谷家は、神鍋にも劣らぬ田舎の中にある。田んぼや畑に囲まれており、細い道路、ほとんどない街灯、そして夜空に浮かぶ満天の星、変わってない故郷に自分は感動を感じた。そんな思いとは裏腹に、すでに先輩方の愛情により、6キロ太った体型や、虎狩にされた頭を見た母親は何と思うだろうか、そう考えると不安でいっぱいだった。

 家に入ると、案の定、母は自分の豹変ぶりに驚いたが、さすがはラグビー息子の母親である。ラグビー部なら仕方ないか、とすんなり受け入れてくれた。そして、我々は安らかな眠りについた。

 

 次の日の朝、母親が作ってくれた少し多すぎるような気のする朝食を食べ、先輩方はコーヒータイム、自分は久々の家の中を散歩していた。しかし自分が食卓に戻ると、なんと先輩方が自分の高校のアルバムを見ているではないか、「No------!!」と叫びながら、誰が持って来たのかという疑問をよそに、プライベートを守ろうとしたが、それは既に先輩方の携帯の中に自分の過去が入った後だった。

 

 こうして、プライベートを奪われた自分は、先輩方の操り人形への道を一歩前進しながら、澁谷家を後にした。

No.539 - 2011/08/12(Fri) 12:50:22

 

★ 旅行記、完結編 / 豚になった澁谷

 我々の次なる目的地は、香川であった。香川といえば、そう、讃岐うどんである。我々は、香川県の讃岐うどんのランキング上位から順に食べ歩くことにした。

 

 ランキング1位の店は、「須崎製麺所」

 

 この店は、製麺所の中にあり、外見は看板も無く、スーパーの隣(スーパーとつながっている)にあり、近所の人しか分からない隠れ家的な店である。

 讃岐うどんは、醤油をかけ、お好みで卵、しょうが、ネギを入れるのが普通だが、その店では麺つゆをかけていただくようになっていた。自分はそれにしょうがを入れていただいた。流石は1位の店である、麺のコシがしっかりとしており、かみごたえがあり、それでいてつるつると胃に入ってき、もう最高!!

 やはり麺つゆだったので、味は少し薄い気がしたが、それでも1位にふさわしい店であった。

 

 ランキング2位の店は、「谷川米穀店」

 

 この店は裏地にあり、駐車場こそあるものの、普通ならその店の駐車場だとは気づかないほど隠れている店である。

 しかし、いざ店の路地に入ると、長蛇の行列ができていた。我々はその光景にがっくりと肩を落としたが、食べない訳にもいかないので、長い時間の間、自分に直先輩の旅行記を見せてもらう等、色々なことをしていただいて待った。

 この店では、醤油、卵、ネギをかけていただいた。麺は1位ほどのコシはないが、食べるにはちょうど良いぐらいで、醤油とベストマッチしており、もう最高!!

 自分的には1位の店よりこっちに店のほうが好きであった。

 

 ランキング3位以降は、行ったものの閉店時間を過ぎており、食べれなかったが、そのかわり、全国チェーンを誇る、われらがラグビー部の行きつけの店、マクドナルドのハンバーガーを先輩にたくさん買っていただいた。

 

 その後、色々と香川観光をして、帰りの高速に乗り昨日から残っている大量のお菓子をいただいていると、なんだか頭がボーっとして何も考えられなくなった。そう、尾入先輩の秘技、催眠術である。いつかけたのかはわからないが、確実に自分の思考能力はなくなっていった。

 

 「澁谷、お前は豚だ。」

 「はい。」

 「お前は豚だろ、豚が「はい」なんて言うか、返事は?」

 「ブヒィ」

 その後の返事は常に「ブヒ」か「ブー」か「ブヒャー」の3語しか出てこなかった。高貴な人間様とお話をさせていただくとは何たる幸せであろうか、薄い意識の中で、自分の自我がだんだんとなくなっていくのが分かった。自分が何者かわからない、人間なのか、もしかして、本当に豚なのかもしれない。豚は豚でもとべる豚であろうか、自分はちゃんととべたであろうか・・・。こうして尾入先輩の手下3号は完成していった。

 

 旅も終盤に近づき、胃の感覚がずっとマヒしており、腹がいっぱいなのか、減っているのかさえわからない状態で、名古屋に着きそしてパセリに行き、認定書チキンカツ定食を食べ、死んだ状態で今回の楽しい旅は終わった。

 

 余談:今回の旅で体重が7.4kg増えました。

 あと、1年は部室のテレビの横にかけてある「五戒」を覚えなければなりません、頑張りましょう。

 

 ここで、五戒の一部を紹介します。

 1、辛いことが多いのは 食への感謝を知らないから

 1、苦しいことが多いのは 食べきれない自分に甘えがあるから

 ・

 ・

 1、行き詰まりが多いのは 自分がデブになれないから

 

 最後に、更新の間が長くすいませんでした。旅で人は変わるといいますが、僕はいろんな意味で大きく変われたと思います。

 ご観覧、どうもありがとうございました。

No.540 - 2011/08/15(Mon) 16:24:07